屋久島とグルーブ

9月10日(金)〜13日(月)にかけて、学部生時代のサークル仲間4人で屋久島を旅行する。メンバーはリーダー、UMA、社長、小生。
以下が主な行動記録。


9月10日:
朝7時半に羽田空港集合、ややフライトが遅れて8時30分羽田発(日頃の夜型生活がたたり、前日徹夜)→鹿児島空港天文館→ランチに豚とろラーメン(可もなく不可もなく)→昼2時頃フェリーで屋久島に到着→民宿「海星」にチェックイン→レンタカーを借りる→ふれあいパーク→千尋の滝(というか黒糖シュークリーム)→JRホテルで日帰り温泉(コストパフォーマンス高し)→特に名もなき砂浜→大川の滝→ふれあいパークで星空観察→民宿にリターン→「潮騒」で晩ご飯とお酒→民宿で二次会。音楽の話で盛り上がる。
↓は夕焼けの砂浜で。右からUMA、リーダー、社長、小生。

9月11日:
7時朝食→白谷雲水峡(リーダーの足が速すぎて、彼のあれはもはや人間のそれではなかった)→昼食→「縄文の宿まんてん」で日帰り温泉平内海中温泉→林道を抜けて北西部へ→いなか浜→シムシティロマサガの話で盛り上がりつつ、島を一周して宿に戻る→準天頂衛星初号機「みちびき」の打ち上げ(@種子島)を宿のそばの海辺から見物(たまたま打ち上げの日に旅行日程がかぶるというミラクル!)→スーパーで買った弁当を各自食べ、翌朝にそなえて早寝。(小生はあろうことかカップ焼きそばUFO大盛りをチョイスしたせいで、自分のソースくささのため二時間しか眠れず。)
↓は白谷雲水峡のコケの森と、太鼓岩からの絶景

9月12日:
4時起床→屋久杉自然館→バスで荒川登山道→縄文杉登山(6時20分登山開始、9時45分縄文杉到着。下りは10時05分下山開始、13時ちょうどに荒川登山道到着。道中すれ違う別グループの人たちとあいさつを交わし合うのだが、社長の挨拶は殺人的に爽やかだった。また、下山時にはUMAが鬼神の如き駿足を魅せる)→宿に帰還→アトリエ&ギャラリー「縄文じいさん」を訪ねるが、不定休にひっかかり泣く→じいさんを呪う(ウソ)→「TSUWANOYA」で日帰り温泉→ドライブ中、雨上がりの空にいくつもの虹を見る→屋久島ふるさと市場→「漁火」で夕食を食べる(サービス料理が鬼のように出てくる)→お酒やつまみを買って宿で飲み→就寝。
↓は縄文杉の勇姿。

9月13日:
7時半頃朝食→志戸子ガジュマル公園→海でしばし遊ぶ→レンタカー返却→屋久島ふるさと市場で土産を物色→フェリーで鹿児島港→ドルフィンポートで昼食→フェリーで桜島へ(15分おき運行、所要時間15分、150円)→レンタカーを借りる→湯之平展望所→有村溶岩展望所→車返却、再びフェリーに乗り湾を渡る→市電で鹿児島中央駅→バスで鹿児島空港→夕食に空港でカシミールカレーを食べる→21時30分頃羽田着、解散。
↓はフェリーから見た桜島


4日間好天にも恵まれ、とてもアクティブな旅行を楽しめた。
今回の屋久島旅行は、実は2年前にリーダーと小生が二人で計画していたもののリベンジである。2年前は、チケットを取って羽田空港まで行ったものの、折悪く南九州にやってきた足の遅い台風のせいで飛行機が飛ばず、涙を呑むことになった。特に、仕事の休暇をとってくれていたリーダーの無念は推して知るべし、だ。
しかしながら、今回2年越しの屋久島旅行が実現してみると、2年前でなくて今行ってみて良かった面もあるのではないか、そんな気がする。というのも、多分2年前の自分には持てなかっただろう視点から屋久島を見ることができたと感じるし、その分豊かな経験ができたと思うからだ。これはまた整理がついてからおいおい書けたらと思う。
それに、4人で旅行に行けたことも、旅行が今年で良かったと思うところの一つだ。4日間、実に楽しかった。彼らとこれだけ長時間行動をともにするのは大学を卒業して以来4年ぶりだが、みんなまるで変わらない。住む場所が変わったり新しい仕事や趣味を始めたりして、みんなの外的環境は変わっているのだけれど、きっと私たちの関係性は変わっていないということなのだろう。初日の夜の飲みの席では、バンドを今でもやっている二人から楽器を演奏することやバンドをやることについて昔よりもさらに深く掘り下げた考えを聞くことができて、4年間のバンド活動の充実を感じる。


考え事に耽りながらマイペースで一人旅、というのとはずいぶん趣が異なり、今回は4人でひたすらはしゃいで屋久島を回る旅行だった。4日間ずっとハイテンションで、あっという間に時間が経ってしまった。多分一人旅だったらこれほど高速で屋久杉登山もしなかっただろうし、これほどたくさんの場所を回らなかったのではないか。4人のグルーブがあればこその旅程だったのだろう。


せっかくみんなで作ったグルーブなので、このうねりとテンションを日常生活にもそのまま持ち込んで、むさぼるように読書に励めたら、と思う。
・・・というか遊びすぎたので、反省して研究活動がんばります。