Academic Presentation Passes off Safely.

5/28(土)、ここ数か月間常に頭の片隅にあった懸案の学会発表@三田が終了した。
会場にお越しくださる方がそれほど多くないことに9割ホッとし1割ションボリするが、ションボリのほうについては雨のせいさ、と言い聞かせて臨む。
(お足もとの悪い中ご足労くださったみなさま、ありがとうございました!)


もともとは3月に予定されていた発表が震災の影響で5月まで伸びたため、お世話をしてくださる先生に第四稿まで目を通していただき、推敲をかなり重ねられた。
第四稿の脱稿後に第一稿を読み返したとき、論文なり原稿ってリヴァイズすればするほど良くなるのって本当だなと痛感する。ファースト・ドラフトを出しちゃだめっていうのは圧倒的に正しい。


今回の発表では、基本的には修士論文の内容を拡張・発展させた議論を報告したわけだが、その拡張した部分の中で、ほんの少しだけ、自分なりの読みが提示できた気がして、それが何より嬉しくまた手ごたえのあることだったりする。
ごく微かにだけど、自分はこういう論文が書きたい/発表がしたいという方向性を感じられた気がする。
先生方からいただいた質問も素敵なものばかりで、議論の至らないところや、これから発展のさせようがある点を多々ご指摘いただいた。これらを反映して、9/1締切の学会誌に論文を投稿できたらいいなと思っている。



関係ないけど、前回に続き剣道の動画を一つ。

例によって宮崎選手の、今回は芸術的小手動画集です。
一本目(00:15のスローモーション)の小手がすでにスゴイ。
「相手の左方手突きをかわし、相手が竹刀を握りなおした瞬間に小手」なんて、どんな道場に行ったって練習では絶対にやらない。
打突の機会が見えた瞬間に条件反射的に体が動くようにできてないと無理だと思う。ああ、プロフェッショナル。


自分も曲がりなりにも専門職の道を選んだのだから、負けずにがんばりたい、とむりやり話をつなげる。


・・・はい、というわけであと二日しかないロータリーとフルブライトの出願がんばります・・・。